岡山学芸館が2年連続で全国への切符を手にした(写真＝寺田弘幸)

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　反対の山で目を惹くのは、岡山学芸館の充実ぶりだ。「昨年から経験している選手が今年は多い」(高原良明監督)のが今年の強みで、DF井上斗嵩(3年)、MF木村匠吾(3年)、田口裕真(2年)と各ポジションに注目株が揃う。前線にFW今井拓人(3年)がいるのも心強さだ。チーム一丸での戦いぶりが光る中京大中京(愛知)、元日本代表主将の柱谷哲二氏がテクニカルアドバイザーを務める初出場の花巻東(岩手)も注目に値するチーム。丸岡(福井)のFW伊藤大貴(3年)、草津東(滋賀)のMF河合勇徳(3年)、高松商(香川)のMF鍋島愛翔(3年)、和歌山北(和歌山)のMF田中涼心(3年)のような今大会を機に注目を集めそうな選手がいるのも、このブロックの楽しみだ。

(文＝森田将義)