青森山田イレブン(写真=矢島公彦)
「(1月下旬の東北新人戦で優勝した)春先は負けなかったけど、(プレミアリーグ4節)でFC東京U-18に0-2で負けてダメージを負った。そこからインターハイでは3回戦で明秀日立(茨城)に敗れてまたダメージを喰らって。そこが本当にきつい時期だった」
特にインターハイの敗戦はらしくない負け方だった。押し込みながらもスコアレスで迎えた後半アディショナルタイムに均衡を破られ、0-1で敗戦。勝負強い青森山田にとってはらしくない負け方であり、衝撃は大きかった。チームはバラバラになり、一歩間違えば崩壊してもおかしくないような状態。正木監督も当時の雰囲気をこう回想する。
「今年は常にみんな楽しそうにやっていたけど、唯一暗かったのがインターハイで敗れた後のフェスティバル。本当に暗かったので」
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権