岩下潤監督 (写真=清水エスパルスユース提供)
2019シーズンは高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ(EAST)では4位、Jユースカップとクラブ選手権は共に8強で終えた清水エスパルスユース。今季から同ユースの監督を務める岩下潤氏のインタビュー後編では、岩下潤監督の描くチーム作りなどについてお伺いする。
――岩下潤監督の描くチーム作りを教えて下さい。
マッチアップした相手やシステムに応じて、プレーを選択していく知識や判断・それを実行する技術が重要となるので、個々の引き出しを増やしていき、チームで共有できるような取り組みをしていきたい。また、身体作りとともに、技術の質・タイミング・ボールや人の動きで相手を変化させるなど、サッカーの醍醐味を忘れずに「ゴール・ボールを奪う」事を徹底したいです。さらに、ベースの積み上げをしながら、個々の色を出せるように武器も磨いていく事も意識していきたいと思います。
――清水エスパルスユースが求める選手はどんな選手ですか?
クラブのフィロソフィーでもある「競争+協調=共創」「自発+自律=自立」を軸に、トップチームで活躍し世界の舞台で戦える選手・与えられた事をこなすだけでなく自分から何かを起こせる人間力を持った選手を求めています。