モンテディオ山形ユース 内山俊彦監督(※Zoomにてインタビューを実施。)
今シーズン、モンテディオ山形ユースの監督に就任した内山俊彦氏。現役時代は当時JFLのモンテディオ山形に入団すると9年の在籍で207の出場を誇り、その後はヴィッセル神戸-ヴァンフォーレ甲府-ベガルタ仙台と渡り歩き2012年シーズンで現役を引退した。
引退後はモンテディオ山形育成年代の指導やヴィッセル神戸の強化部などを経て、古巣モンテディオ山形ユースの監督へ就任した。着任した経緯や自身のビジョンについてお話を伺った。
ーー監督就任の経緯について。
2018年から神戸でTOPチームのコーチや強化部でスカウトの仕事をさせていただきました。その中で、やはり指導者をやりたい、現場で仕事をしたいという思いがより強くなり、2019年には、S級ライセンスも並行して取得しました。昨年末の契約時期には様々な所が選択肢をくださり、大学やアカデミーの監督、Jのコーチなどからモンテディオ山形ユースの監督を決断させてもらったという形です。
ーー就任間もなく活動休止を余儀なくされてしまった。
1月15日から新チームが始動して、トレーニングや練習試合を重ねてこれからといったタイミングでした。
ーー昨シーズンはプレミアリーグ昇格まで後一歩で涙を呑みました。クラブとしての目標。
ユースのスタッフのなかではある程度目標というのはあります。しかし、僕らから与えるのではなく選手たちに決めてもらおうというなかで選手たちから出て来たのは、プレミアリーグ昇格だったりプリンスリーグ東北の優勝だったり全国で良い成績を残すということだった。そこを監督の私はもちろん僕らスタッフが手助け出来れば。後押ししたいと言った話を皆とはしています。
そのなかで具体的には2つあって、一つはサッカーの部分で伸ばしていく。もう一つは人間性というか、人として成長してもらうということだと思っています。