――高校生の指導は初めてとのことですが、どのような点を注意されて指導されていますか?
アドバイザーの新井場さんとも話をしているのですが、勝つことにこだわりながらも、生徒たちのこれから先のことも考えて、どんなサッカーにでも対応できる選手に育てていきたいですね。その思いが根底にあるので、型にはめるようなことはせずに、子供のイマジネーションを大切にして指導をしています。
――1年生のみのチーム体制となりますが、今年の目標を教えてください。
チームとしては、まずは香里ヌヴェール学院というチームを知ってもらいたいですね。試合会場での振る舞い、戦い方をいろいろな方にご覧になってもらって「しっかりしたチームだな」といった感じで興味をもってもらいたいですね。あとは、相手チームには3年生が多くいると思いますが、1番上を目指して戦っていきたいと思います。
選手の顔を見ているだけでワクワクするんですよ。まだまだ見られない部分もあるのですが、アンテナをはっていたら選手のちょっとした変化に気づくことが出来るんです。「あっ、この辺が前より良くなったな」とか。そんな時にやりがいを感じますね。今は選手たちからすごく情熱やパワーをもらっています。監督って楽しいですよ。――阪本監督、貴重なお話を有難うございました。