那須大亮氏「オンラインエール授業」のスクリーンショット

ーー(インターハイが中止となり)大きな目標がなくなった中で、モチベーションの保ち方。

那須:(インターハイが中止になったが)これが最後じゃないということを思ってもらえたらいい。目的、目標がその先にもあるのであれば、そう考えてやってほしいと強く思う。この出来事は辛いことだが、ここで立ち止まらず、いろいろな感情を自分の力に変えて歩んでほしい。

川口:僕もインターハイで全国大会に一度出させてもらったし、素晴らしい大会です。でも、ただそれが全てではないし、そこがゴールではない。卒業した後も人生は続きます。新しい目標を立て、新しい道に踏み出す勇気を持ってほしい。急に気持ちを切り替えて早く行ってというわけではなく、半歩でもいいので、立ち止まらずに踏み出す勇気を持ってほしいと思います。

ーー活動再開した時に、より意識すべきこと。

川口:体が元気な年代ではあるので、体を動かしたりトレーニングをしたいという気持ちは理解できるんですが、やりすぎないこと。まずは部活動が再開した時にはみんなとサッカーができる喜びをかみしめてほしい。

那須:限られた時間の中で、何をするか。しっかり考えて何をするかが大事です。無駄な時間はないので、1分1秒を無駄にせずに大切にトレーニングに取り組んでほしい。

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