DFディエゴ・ゴディン選手(写真=コネクト株式会社提供)
ウルグアイが生んだ世界を代表するDFの一人でスピードがあって組み立て能力の高いディフェンダーであり、高い身体能力も兼ね備える。偉大なリーダーとして風格溢れる存在感とキャプテンシーで、戦う姿勢やプロ意識の高さはチームにも大きな影響を与えた。そんなゴディン選手がコネクトメディアに語った歴代のベストイレブンとセンターバックとして大切にしてきたこととは。
ーーセンターバックとしてどうプレーすべきだと思いますか?
センターバックとしてまず一番大事なことは、守備をしっかりやることが当然だけどね。守備をしっかりやるということは、まずは相手のフォワードを無力化する。もちろん、ゴールを与えないことが原則だ。それから、ポジショニングをしっかりキープすること ポジショニングを間違えないことが大事でポジショニングを間違えた時に誰もカバーできなければ終わりだからね。そして、一番求められるのは、できるだけシンプルにプレーすることだね。相手をマークし、ボールを奪ってプレーにつなげるというのが理想だけど、まずはシンプルな動きで守る。できるだけミスをしないようにする。最終ラインでのミスは高い代償を払うことになる。そこから後ろはキーパーしかいないポジションだからね。
ーーセンターバックでやってはいけないこと、気をつけなければならないことは?
センターバックとして自分がいつも気をつけてることは、できるだけ倒れないようにすることだね。 センターバックやサイドバックが倒されそうになった時は十分に気を付けなければならない。特にペナルティエリア内でプレーしている時は、ほんの一瞬でボールを蹴り損ねたり、相手のPKのきっかけを作ってしまう恐れがある。だから、立っている状態をできる限りキープして、もちろん限界はあるけど、可能な限り立っている状態でプレーしながらボールをしっかり見るよう心掛けている。
【記事提供元】コネクトメディア
(取材=クリスティアンGマーティン(BEスポーツメディア)/ 文=池田鉄平 / 写真=コネクト株式会社提供))