ーー小学生、中学生のときはどんな選手だったですか?
小学生の頃から体が大きかったので、どんと構えているような選手でした。ボランチやトップ下を主にやっていて、スピードのある選手を活かすスルーパスやミドルシュートが得意なプレーでした。1、2年生時と6年生の時の3年間はキャプテンとして試合に出場していました。スタメンでトレセンにも入らせてもらっていました。
小学校時代とは正反対に中学時代は一番苦労した時期でした。怪我も多かったですし、体重は93キロありまったく動けなかったです。「ボランチとしては難しい」ということを言われ、FWに転身しました。サブチームのFWで、トップの試合には絡めず、遠征に行ってもチームのサポートなどをずっとやっていました。
ーーサッカーにおいて影響を受けた人、尊敬している人はいますか?
相生学院の上船利徳総監督です。サッカーの技術はもちろんですが、人間力の大切さも多く学びました。試合に勝つためのメンタルと考え方を1年生の時から吸収し続けてきました。組織づくりの面も上船総監督が指導をされた経験のある明治大学の基準を常に教えてくれて、「強い組織とは」ということにフォーカスをする力をつけさせてくれました。
同時に、キャプテンとしてのあり方や同学年との関係、先輩後輩の関係性なども、先輩がいない我々一期生に文化を作るためのアドバイスをくれました。
次回は試合や練習で大切にしていることやストロングポイントなどについて紹介する。