―ちなみに岩政さんはどうやって勉強されていたんですか?
岩政大樹(左)、佐々木竜太(右)
岩:僕は家で勉強をせず、ほとんど学校でやっていました。高校は自習時間が多かったのですが、他のみんなはだいたい雑誌を呼んでいたり、友達としゃべっていたりして何もしていませんでした。でも、その時間で予習復習や宿題は終わるものがほとんどだったんですよ。テスト期間は別として、予習復習に1時間以上も掛かる勉強は高校にはないので、休み時間の間に宿題は終わらせ、自習時間に他の勉強をしていました。僕は帰ったら、テレビを見たかったので、勉強をやるためにはその時間をどこかに組み込まないといけませんでした。なので、休み時間とか自習時間を使って勉強をすることにしていたんですよ。それでも足りなければ、電車通学をしていたので、その1時間を使ってやっていました。そのせいか、「岩政はガリ勉だ」と言われてましたけどね(笑)。
佐:でも、なかなか大樹さんみたいに徹底できる人はいないと思いますよ。勉強をやっていない子は嫌なことをやっていないんですよね。だから、出来ないんだと思います(笑)
岩:やるかやらないかの話だけなんですよ。とりあえず、やる場所はある程度決めた方が良いと思います。それは自分の性格とかを見極めながらですけど。勉強するための時間をやりくりし、自分なりの回し方を見つけた方が良いと思います。サッカーも一緒ですし、勉強の内容よりも頭の回し方を覚えられるいい機会ですから。24時間の中に勉強をどう組み込むのか。そうやって、学ぶレベルを確保することで、色んなことを同時に回す術が勝手に身に付いてきます。自分の人生の作り方を知ることにもなるので、次に繋がると思います。
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