――ボランチをやるにあたって参考にした選手は?

 一昨年の全国に出た代の岡田瑞生君はサイドにも展開出来て守備でも身体が張れるので、僕ももう少し攻撃面でサイドチェンジを使っていきたいと思って参考にさせてもらっています。

――新チームでの手応えはどうでですか?

 (裏選手権で対戦した)流経さんや矢板さんみたいな勢いのあるチームとやった時にどうしても受けてしまうところがあるので、しっかり跳ね返した上でもう少し自分たちのサッカーが出来るようにと思っています。

――このチームのストロングポイントは?

 1年生に特徴的な選手が多くて2トップも器用なので、去年はボールをあまり繋げなかったんですが、今年はボールを繋ぎながら縦に速く攻めるサッカーが出来るのが強みだと思います。

――去年トップチームで試合に出て伸びたところはどこですか?

 プリンスリーグの開幕戦では緊張もしていて何もわからない状況でやっていたんですけど、プリンスで1年間やったことで強度もわかったし、そういう面が伸びたと思います。ボランチの選手たちは去年から出ていたメンバーなので、強度をわかっている選手が周りと共有して、もっと練習から厳しくやっていかないとと思っています。

――強度に慣れたことでプレーに余裕も出てきましたか?

 まだまだこれからな部分も多いんですが、少しは慣れて出てきたと思います。まだ気を付けながらやっている感じですが。

――今年の目標を教えてください。

 去年プリンス2部に落ちてしまったので1年で1部に上げて、インターハイと選手権で全国ベスト4以上に入ることです。

――では最後にキャプテンとしてチームを引っ張っていく意気込みを教えてください。

 ボランチとしてもキャプテンとしても責任感が大事だと思っているので、責任感のあるキャプテンになりたいです。ただ、キャプテンだからというだけではなくて実力でもしっかりと引っ張っていけるようにやっていきたいと思っています。

 (文・写真=会田健司)