ーー鹿実での3年間について
1年生の時は兄貴がいた部分もあって、僕はちょこちょこしか出てなかったのですけど、まずゾノ(前園真聖)さんがめちゃくちゃ怖かったです(笑)。あと、兄貴は兄貴で、僕に優しくわざとしないのです。なんかほっとかれているって感じだったので。藤山竜仁さんもいて、なんかもうとりあえず1年生の時はもう自分は出せない感じでやっていました。
2年の時は最後選手権も負けて、3年生になって、なんとなくやっと自由にできたかなと。その中でインターハイ、全日本ユース、選手権、3つの大きい大会で、ある程度まで行けたのは、2年生の時に城と2人で結構試合に出させてもらったのでそこは繋がったかなと思います。
ーー高校時代チームメイトであったり、マッチアップした選手で、すごかった選手はいらっしゃいましたか?
僕、1番すごいのは今でもゾノさんだと思っているんです。同じチームだったですけど、「あの人を止めるの大変だろうな」っていうぐらい、やっぱちょっと抜けていましたね。もちろん城もそうですけど、身近にすごいレベルが高くて、モチベーションも高くなるような人がやっぱり鹿実にいたのは、大きいですね。もちろん、遠藤拓哉も抜かなきゃいけないっていう、そういう意味では鹿実でよかったなっていうのは思います。
#2に続く。
(文・写真=石黒登)
▽第2回ENDOCAMPin鹿児島
第2回ENDOCAMPin鹿児島