湘南ベルマーレU-18時代の田中聡(写真=矢島公彦)
8月21日、湘南ベルマーレは、MF田中聡のベルギーリーグ1部 KVコルトレイクへの1年間の期限付き移籍について、クラブ間の基本合意に達したことを発表した。
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長野県出身の田中は中学時代をAC長野パルセイロU-15で過ごした後、湘南ベルマーレU-18に入団。2019年から2020年までは2種登録され、2021年シーズンにトップチームに昇格を果たした。プロ2年目の今季は、J1リーグで17試合に出場していた。
田中は湘南のクラブ公式ホームページにて、以下のようにコメントしている。
「ベルギーのコルトレイクに期限付き移籍をすることになりました。まずはファン、サポーターの皆様の前で最後までプレーしている姿を見せられず、また挨拶ができなかったことをとても申し訳なく思っています。シーズン途中の移籍はチームに迷惑をかけてしまうことであり、自分勝手なことだと思います。ですが、昔からの夢であった海外でプレーするという夢が目の前にある状況の中で考え、悩みました。決断する時には本当にこの判断が正解なのか、もっと日本でプレーをしてからのほうがいいのかなど、いろいろと考えました。ただ、気持ちの整理がついた今では早くベルギーでプレーしたいという気持ちでいっぱいで、これからの挑戦が楽しみで仕方ないです。
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