8月21日、株式会社マイナビは市立船橋(千葉)とユニフォームスポンサー契約を締結したことを発表した。26日に行われる高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2018 EASTの第10節富山第一(富山)戦から採用となる。
同社は公立高校で唯一「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」に参加していることや「サッカーを通じた人間教育の推進。社会で通用する生き方や考え方をサッカーの活動を通じて身につける。」「夢や目標(全国高校サッカー選手権大会優勝など)の実現のため、サッカーの技術的向上のみならず、人間性(人間力)の向上に努める。」「自立した選手(人間)・チーム(集団)を目指し、自ら考え、解決していく実践力を養う。」という指導方針を掲げている同校サッカー部に共感し、今回のスポンサー契約を決定したとコメントしている。
また、市立船橋サッカー部の朝岡隆蔵監督と同校後援会長の曽我明哲氏は「公立高校で唯一「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」に参加しており、遠方でのゲームも多く、コンディション維持のため試合前日に宿泊をして試合を行なっており、ついては日本サッカー協会からの補助金や船橋市等からの補助はあるものの、依然として保護者の負担はかなり大きなものになります。Jリーグのユースチームや私立高校に比べてその差は大変大きいものと言えます。今回、Jクラブのユースチームや私立高校と同様にユニフォームに広告協賛をいただくのは、保護者負担の軽減だけではなく、経済的に困難な状況にある才能ある生徒に参加の機会を与えることができるようにする、新しい公立高校の形を示すことを目指しています。市立船橋高校サッカー部として、そのようなモデルケースとして発信していきたいと考えています。」と連名でコメントを出している。