12月31日、第97回全国高校サッカー選手権1回戦が首都圏の各会場で行われ、東福岡(福岡)や大津(熊本)、米子北(鳥取)、尚志(福島)、富山第一(富山)、星稜(石川)などが勝利し2回戦に駒を進めた。
　2018年度全国総体準優勝校でAFC U-16選手権大会MVPのエースFW西川潤擁する桐光学園(神奈川)と湘南内定のDF福島隼斗主将、U-18日本代表のMF水野雄太とDF吉村仁志ら多くのタレントを擁する2018年度全国総体8強で来季からの高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグ参戦を決めている大津の一戦はMF大竹悠聖の3発などにより5-0で大津が大勝した。2015年度夏冬2冠の高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグWEST所属の東福岡(福岡)は浦和南(埼玉) を4-0で撃破。来季からの高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグへの参入を決めている尚志(福島)は2年連続県内3冠の神村学園(鹿児島)と対戦しPK戦の末に勝利し次戦に駒を進めた。2012年度から2015年度まで4年連続で全国4強以上を果たしたMF本田圭佑(メルボルン・V)らを輩出した名門・星稜(石川)は関西学院(兵庫)と対戦し、FW岩岸宗志の2発で2-0で勝利した。今夏の全国総体8強で全国常連校の富山第一(富山)は西京(山口)に3-2で競り勝った。その一方で、夏の全国4強の東山(京都)はPK戦の末に丸岡(福井)に敗れている。

▽1回戦2日目
浦和南(埼玉) 0-4 東福岡(福岡)
帝京長岡(新潟) 6-0 高知西(高知)
桐光学園(神奈川) 0-5 大津(熊本)
東邦(愛知) 1-3 大分(大分)
遠野(岩手) 0-4 岡山学芸館(岡山)
国士舘(東京Ａ) 0-1 米子北(鳥取)
秋田商(秋田) 2-0 四日市中央工(三重)
明秀学園日立(茨城) 1-0 大阪学院大高(大阪)
尚志(福島) 1-1(PK:5-3) 神村学園(鹿児島)
旭川実(北海道) 2-0 和歌山北(和歌山）
岐阜工(岐阜) 0-4 立正大淞南(島根)
仙台育英(宮城) 4-2 一条(奈良)
丸岡(福井) 1-1(5-4) 東山(京都)
富山第一(富山) 3-2 西京(山口)
星稜(石川) 2-0 関西学院(兵庫)