左から谷純一監督、木谷亮太主将Ⓒ読売テレビ

 12月31日にゼットエーオリプリスタジアムで行われる1回戦で遠野(岩手)と神戸弘陵(兵庫)が初戦突破をかけて激突する。2018年度まで6年連続で岩手予選を制していた遠野は、決勝で昨年度の王者・専大北上を1-0で退け2年ぶりに全国大会出場を決めた。対する神戸弘陵は5戦で32得点を挙げて見事に2大会連続で全国切符をつかんだ。抽選会後の両校の主将コメントと地区予選の結果は以下の通り。

【遠野(2年ぶり29回目)】
DF高橋和志主将
「初戦の相手が決まって、自分たちはあと1か月半初戦へ向けて準備するだけなので、まずはしっかりと初戦を勝ちたいです。前線やサイドに足の速い特長的な選手がいるので、サイドからの攻撃で点を決めたいです。コロナの影響でなかなか大会が開催されない中で、やっと選手権の全国の舞台があるので、今まで自分たちがやってきたことを出せるように、他にも応援して下さっている方々に結果で恩返しできるように頑張りたいです」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権岩手予選(全4戦6得点1失点)
3回戦:3-0 vs 花巻北
準々決勝:2-1 vs 盛岡中央
準決勝:0-0(PK4-2) vs 盛岡商
決勝:1-0 vs 専大北上

【神戸弘陵(2年連続11回目)】
DF木谷亮太主将
「今年のチームは得点力が武器なので、それを活かして見ている人が楽しめるようなサッカーをしたいと思っています。今年は去年以上の成績というのを一つ基準に、優勝を目指して頑張りたいと思います」

■予選結果
第99回全国高校サッカー選手権兵庫予選(全5戦32得点1失点)
2回戦:15-0 vs 三田松聖
3回戦:3-0 vs 神戸科学技術
準々決勝:9-0 vs 小野
準決勝:2-1 vs 滝川第二
決勝:3-0 vs 三田学園

▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権