インターハイ出場を決めた阪南大高と大阪桐蔭
6月12日、令和3年度全国高校総体(インターハイ)大阪予選の準決勝2試合が行われ、阪南大高と大阪桐蔭が勝利し全国への切符を手にした。両チームは13日に大阪第1代表の座をかけて戦う。
阪南大高は近大附と対戦。9分、左CKから5番DF西田祐悟がヘディングシュートを決めて阪南大高が先制。近大附が決定機を活かせずにいると29分、阪南大高は左サイドを崩し最後は1年生の11番MF宮崎悠大がゴールを決めて2-0。後半の終盤になりようやく近大附が反撃。65分に左からのクロスに9番FW澤田琉偉がヘディングで合わせ1点を返すと、その後も猛攻を仕掛けあと一歩のところまで阪南大高を追い詰めるも、同点ゴールを奪うことはできずそのまま終了。阪南大高が2-1で勝利し4大会連続5回目のインターハイ出場を決めた。
大阪桐蔭は初の全国を狙う興國と対戦。後方からビルドアップする興國に対し大阪桐蔭はブロックの網を張って応戦。興國はなんとかその網を搔い潜り11番FW永長鷹虎が得意のカットインから左足を振り抜くもGKに触れられたシュートは惜しくもゴールバーに弾かれる。すると31分、右サイド15番MF大倉凛也のスルーパスに抜け出した18番FW高垣佑椰が飛び出してきたGKより一歩先にボールに触れてゴールを決める。反撃したい興國だったが最後まで大阪桐蔭のブロックを崩すことが出来ずそのまま1-0で試合終了。大阪桐蔭が5大会ぶり8回目のインターハイ出場を決めた。
▽令和3年度全国高校総体(インターハイ)大阪予選
令和3年度全国高校総体(インターハイ)大阪予選