10月31日、3年連続で同カードとなった第94回高校サッカー選手権岡山予選の決勝「作陽vs玉野光南」がシティライトスタジアムにて開催され、玉野光南が2年ぶり8回目の選手権出場を決めた。

 準々決勝では総体王者の岡山学芸館を撃破し、続く準決勝では総体予選4強の就実を退けた2年連続23回目の選手権出場を狙う作陽と2年ぶり8回目の選手権を狙う総体準優勝校の玉野光南の一戦は玉野光南が見事な逆転勝ちを収め、岡山県を制した。

 玉野光南は1点のビハインドで迎えた後半ATに片山知紀の値千金の同点弾で試合を振り出しに戻し延長戦へ持ち込むと、延長後半に土居晃貴が勝ち越しゴールを決め逆転に成功するとそのまま逃げ切り、2年ぶり8回目の全国への切符を掴んだ。一方、連覇を狙った作陽は幸先よく10分に来季の浦和レッズ加入が決まっている伊藤涼太郎の一発で先制点を奪取したものの、あと一歩のところで全国を逃した。

日程 対戦カード
2015.10.31 作陽 1-2 玉野光南 (0)

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