興國との死闘を制し準決勝に進出した大阪産大附イレブン
204チーム(208校)参加の第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の準々決勝2日目が10月31日に行われた。
第1試合ではインターハイ大阪予選王者の阪南大高と前回大会準優勝の金光大阪が激突。試合は阪南大高のシュートが2度ポストを叩くなど、スコアレスのまま終盤を迎えると、68分に湘南内定のエースFW鈴木章斗が均衡を破る先制ゴールを決めそのまま1-0で逃げ切った。
第2試合では全国屈指のタレント軍団興國と初優勝を狙う大阪産大附が対戦。興國は16分にMF永長鷹虎のシュートがポストに当たって跳ね返ったところをFW荒川永遠が押し込み先制。後半に入って42分に大阪産大附がMF清水亮太のゴールで同点に追い付くも、3分後の45分にMF永長がカットインシュートを決めて興國が2-1と勝ち越す。しかしそこから大阪産大附が押し込むと78分にFW福元爽真のヘディングシュートが決まり試合はそのまま延長に突入。
延長前半7分にFW荒川が抜け出し興國が勝ち越しゴールを奪うと、100+1分に大阪産大附は負けじと河本真翔がミドルシュートを突き刺し同点。大阪産大附が3度のビハインドを跳ね返しPK戦を7-6で制し準決勝に進出した。
この日勝利した阪南大高と大阪産大附は11月7日にヨドコウ桜スタジアムで行われる準決勝第1試合で対戦する。第2試合は30日に既に突破を決めた履正社と大阪桐蔭が対戦する。
【3回戦からの登場】
賢明学院、大阪商大高、河南、大阪朝鮮高級学校、関大北陽、香里ヌヴェール学院、初芝立命館、帝塚山泉ヶ丘、大体大浪商、摂津、桜宮、大阪偕星学園、堺西、大阪商大堺、清明学院、大商学園
▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選