相生学院MF日高光揮(写真=相生学院)

 11月3日、第100回全国高校サッカー選手権兵庫予選の決勝ラウンド準決勝2試合が三木総合防災公園陸上競技場で行われ、快進撃を続ける2012年創部の相生学院はFW福井悠人の決勝ゴールにより芦屋学園を2-1で下し初の決勝進出を決めた。決勝は7日にノエビアスタジアム神戸で行われる。試合後にプロ注目のMF日高光揮に話を聞いた。

ーー2-1と接戦を制して決勝に駒を進めましたが、試合を振り返って下さい。

 この試合は物凄く成長することが出来た試合だと思います。自分たちが早い段階で先制し試合を優位に進めていましたが、少し気の緩みもあったと思います。なので、前半ラストで失点してしまったと思います。

 今までのチームなら確実に雰囲気が落ち、自分たちのサッカーを忘れて悪い方向にいっていたと思いますが、この大会を通して、1試合1試合自分たちでもビックリするぐらいチームが強くなっています。失点後、もう一度締め直し、焦らずに後半まで持ち込む事が出来ました。自分含めディフェンスラインはいつも総監督に言われている、前の選手たちが決めてくれる事を信じて、無失点にフォーカスすること。1試合を通してアラートにプレーすることを常に言われていてます。それを信じてやりきった結果、悠人が逆転ゴールを決めてくれました。

ーー決勝での意気込みをお願いします。

 決勝では、無失点にフォーカスし1試合通してアラートにプレーすることです。決勝だからといって変えることもないですし、今までやってきた事をノエビアスタジアムという最高の舞台で全てを出し切りたいと思います。最高の仲間と最高の景色を見るために全力で戦いたいと思います。

▽第100回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第100回全国高校サッカー選手権兵庫予選