決勝ゴールを決めて喜ぶ阪南大高がイレブン
204チーム(208校)参加の第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の準決勝2試合が11月7日にヨドコウ桜スタジアムで行われた。
第1試合ではインターハイ大阪予選王者の阪南大高と初優勝を狙う大阪産大附が激突。序盤から阪南大高が押し込むも、ゴールを決め切れずにいると、66分に大阪産大附はMF三政響希の突破からのクロスにゴール前でFW増田哲平が合わせて先制。しかしこのまま大阪産大附が逃げ切るかと思われた80+4分、阪南大高がFKから保田成琉のヘディングシュートで土壇場で同点に追い付く。
そして延長後半の94分に途中出場のDF鮎川岳叶が強烈なシュートをゴールに突き刺し阪南大高が逆転。そのまま逃げ切り2-1の勝利。阪南大高が2年ぶりの決勝進出を果たした。
第2試合では前回大会王者の履正社とインターハイ予選準優勝の大阪桐蔭が対戦。前半13分にMF那須大雅のミドルシュートが決まり履正社が先制する。さらに今大会絶好調のMF名願斗哉が度々ドリブル突破をみせチャンスを作るも追加点は奪えずに後半へ。
後半に入り1点ビハインドの大阪桐蔭は攻撃的な選手を投入し流れを引き寄せる。MF室勇志がミドルを放つなど押し込むも最後まで履正社のゴールをこじ開けることが出来ず。結局、MF那須の1点を守り切った履正社がそのまま1-0で逃げ切り、2連覇まであと1勝とした。
これで決勝のカードは阪南大高vs履正社に決まった。注目の決勝は吹田スタジアムで11月13日13時キックオフの予定になっている。
【11月7日準決勝結果@ヨドコウ桜スタジアム】
第1試合 阪南大高 2-1 大阪産大附
第2試合履正社 1-0 大阪桐蔭
【3回戦からの登場】
賢明学院、大阪商大高、河南、大阪朝鮮高級学校、関大北陽、香里ヌヴェール学院、初芝立命館、帝塚山泉ヶ丘、大体大浪商、摂津、桜宮、大阪偕星学園、堺西、大阪商大堺、清明学院、大商学園
▽第100回全国高校サッカー選手権大阪予選
第100回全国高校サッカー選手権大阪予選