204チーム(208校)参加の第100回全国高校サッカー選手権大阪予選の決勝が11月13日に吹田スタジアムで行われ、阪南大高vs履正社は湘南内定FW鈴木章斗が2得点の活躍をみせた阪南大高が3-0で勝利し、大阪大会を見事に制し6年ぶり2度目の全国への切符を手にした。

　インターハイ大阪王者の阪南大高と2年連続4度目の優勝を狙う履正社の対戦となった決勝戦。例年のヤンマースタジアム長居ではなく今年は吹田スタジアムで初開催となった。

　阪南大高は4分にCKから相手のハンドでPKを獲得。これをFW鈴木章斗がしっかり沈めると、更に攻勢に出た阪南大高は10分、クリアボールをMF稲垣大燿がダイレクトで頭で跳ね返し、これが直接ゴールに吸い込まれ追加点。更に36分にもFW鈴木のこの日2点目となるカットインシュートが決まり前半だけで3点をリードする。後半は相手に対応し4バックから5バックに変更した阪南大高が履正社に反撃を許さず、そのまま3-0で逃げ切った。これで阪南大高はインターハイと選手権の大阪大会2冠を達成した。

【阪南大高の優勝までの戦績】
5試合14得点1失点
決勝 阪南大高 3-0 履正社
準決勝 阪南大高 2-1 大阪産大附
準々決勝 阪南大高 1-0 金光大阪
6回戦 阪南大高 3-0 槻の木
5回戦 阪南大高 5-0 山田

【3回戦からの登場】
賢明学院、大阪商大高、河南、大阪朝鮮高級学校、関大北陽、香里ヌヴェール学院、初芝立命館、帝塚山泉ヶ丘、大体大浪商、摂津、桜宮、大阪偕星学園、堺西、大阪商大堺、清明学院、大商学園

【4回戦からの登場】
東大阪大柏原、清風、大阪学院大高、桃山学院、常翔学園、関大一

【5回戦からの登場】
阪南大高、金光大阪、興國、大阪産大附、近大附、大阪桐蔭、東海大仰星、履正社