桐生第一FW53寶船月斗

 11月20日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第16節、昌平(埼玉)対桐生第一(群馬)の一戦が行われた。試合は序盤から一進一退の攻防を繰り広げるも、後半に1点を奪った桐生第一が昌平の反撃を振り切り、1-0で勝利した。

 攻撃の要として貪欲にゴールを狙い続け、守備でもハードワークを見せた桐生第一FW53寶船月斗(3年)はゲーム後、「とてもタフなゲームだった。相手の昌平高校さんが足元が上手い中、自分たちも粘り強くディフェンスを頑張って、1点を奪い勝ち切ることができたのは良かった」とコメント。

 決勝点となったFW26吉田遥汰(3年)のゴールについては「前半から結構攻めていても、なかなか点が入らなかった中でああいう形で点が取れて本当にうれしかった」と振り返った。

 なかなか点を奪うことができず焦りはなかったかを聞くと「選手権の群馬予選でもなかなかゴールが決まらなかったこともあったので、点が奪えなくてメンタル的に乱れるということはなかった」と話し、個人的な出来としては「突破だったり裏抜けの部分で良いところはあったかなと思うが、得点に絡めていなかったのでそこは修正しないといけない」と引き締めた。

 23日に控えている前橋育英との決勝戦については「おそらく1-0や0-0、PK戦など厳しい展開になると思うが、今日のようにいかに粘り強く攻め、守れるか、継続できるかがカギになる。ここ最近は全国大会に出場できていないので、勝って全国に行きたい。個人でも結果を残したい」と力強く語った。

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東