三菱養和SCユース・庄内文博監督
11月28日、高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東の第17節、三菱養和SCユース(東京)対前橋育英(群馬)の一戦が行われた。試合は前半終了間際に前橋育英MF10[tplayer]笠柳翼[/player](3年)がゴール前のFKを直接決めて先制するも三菱養和SCユースは後半アディショナルタイムに途中交代のFW19依田悠希(2年)のゴールで追い付き、1-1のドローに終わった。
試合終了間際、同点に追い付いたもののプレミアリーグ参入戦進出を逃した三菱養和SCユース・庄内文博監督はゲーム後、「勝たなければ試合の中で、勝利に向けて全員で一体感を持ちゲームに入った。1点ビハインドの状況にあって、最後まで諦めず勝利を目指すという部分は、本当に選手たちはよくやってくれた」とコメント。
開始早々、FW10洪怜鎭(3年)の負傷退場によりゲームプランが変更になったことについては「彼はウチのエース。彼がピッチにいることによってチーム内の安心感も違う。ただ交代で入った赤井 ウェズリー 景太(3年)も、中心として十二分にやっていく力のある選手なので、その点では心配や不安はなかった」と話した。
8月以降リーグ戦では負け無しと好調の理由を尋ねると「しっかり練習できるようになった点が大きい。東京都は緊急事態宣言が出されていたこともあって、20時にはライトを消して練習を終了せざるを得ない状況だった。グラウンドでのトレーニングを間引いた中で、下のカテゴリーとも調整しながらということを夏休みくらいまでやっていた。その時期はなかなか調子が上向かなかった」とコロナ禍でのトレーニング不足が影響したと話すと、7月25日から開催された日本クラブユース選手権についても触れ、「2分け1敗でノックアウトステージには進めなかったが、そこで選手みんなで過ごした時間というのもチームの成長にとっては凄く大きかった。チームとしてもやることがハッキリした」と振り返った。
プレミア参入戦進出を逃し、残り1節となったリーグ戦については「3年生にとっては最後、集大成のゲーム。しっかり準備をして、全員で養和らしい試合をしたい」と意気込みを語った。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関東