試合を見守る京都橘の米澤一成監督
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西は12月4日、第18節の最終節5試合がJ-GREEN堺で一斉に開催された。メイン会場であるS1で行われた阪南大高(大阪)と京都橘(京都)の一戦は、FW木原励とDF前山仁のゴールで京都橘が2-0で勝利した。
勝利した京都橘は勝点28で東海大仰星と大阪桐蔭と並んだが、得失点差で下回り6位でシーズンを終えた。その京都橘を率いる米澤一成監督に試合後に今シーズンを振り返っていただいた。
――今シーズンを振り返ってもらってもいいでしょうか?
本当に良くはなったんですけど、結果に繋げられなかったのは私の責任だなと思いますし、選手はよくやってくれたと思います。
――開幕戦で履正社と引き分けた後に今年はチーム作りが難しいと仰っていましたが?
正直、最初の頃は去年のしわ寄せが来たところもあって、夏も色々コロナの影響を受けましたけど、選手の絆や輪が出来てチームになれたっていうのが凄く大きくて、それはこういう大会や試合を通してやらせてもらって、そうなってきたと思います。選手も良い経験が出来たと思います。そういうチームは出来たかなと思います。
――今日は選手たちがかなり気合が入っているように見えましたが?
京都府のリーグが残っていたりはするんですけど、3年生全員でやれる公式戦は最後なので、そういう取り組みが形になって良かったなと思います。
――大会の運営にも携わっていたと思うんですが、大会はどうでしたか?
色々イレギュラーなところもあって、私は関西(プリンス)と京都(府リーグ)もあったので、京都のところでジャッジが非常に難しくて皆さんにいろいろご迷惑をおかけしてしまったんですけど、なんとか京都も終わりそうなので、運営側の立場からすると"この2種の年代の指導者の方や選手の協力があってこそ成り立っているな"とこの立場になってよく感じる1年でした。本当に皆さんのおかげだなと思います。
(文・写真=会田健司)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2021 関西