日本高校選抜DFチェイス・アンリ(写真=矢島公彦)

 2月12日、FUJIFILM SUPER CUP 2022 「NEXT GENERATION MATCH 2022 川崎フロンターレ U-18 vs 日本高校選抜」の一戦が行われた。試合は前半19分に川崎フロンターレ U-18が先制。その1点を守り切り、1-0で川崎フロンターレ U-18が日本高校選抜を下した。

 この日のゲームで日本高校選抜のキャプテンマークを巻いたチェイス・アンリ(尚志 )は試合後「自分たちは前半を0-0で行きたかったが、入りが悪くて失点してしまった。そこは反省している部分」とコメント。

 キャプテンマークを巻いてのプレーだったが、意識したことやどんなことを声掛けしたかを問われると「初キャプテンということで難しいことがたくさんあったが、山市(秀翔=桐光学園 )だったり藤森(聡太=青森山田 )がいっぱい声を出してくれた。仲村監督(尚志)のためにも本当に勝ちたかったし、(日本高校選抜に)選ばれなかった人たちのためにも勝ちたかった。本当に悔しい」と悔しい思いを口にした。

 後半は主導権を握ることができ、最後は前線にも上がったが得点に至らなかった要因については「CKで3回くらいチャンスがあったが外してしまった。最後はFWに上がったがしっかり連携を取ることができなかった。次に向けてその辺を修正したい」と反省点を挙げた。

 あまり時間がない中での日本高校選抜チームの難しさは「3日くらいしか練習できていなくて、チームの連携などもあまり取れていなかった。ただそれは言い訳になる。今日も何回もチャンスはあったのに自分も何回も外すなど決めきれなかった。後半の最後の方は自分の声も少なくなってしまったし、そこは反省する部分」と語った。

 今後はどうチームを引っ張っていきたいか聞かれると「本当にもっと強くならなければいけない。デンソーカップなどに向けてもっとチームを強くしたい」と答え、トレーニングパートナーとして合宿参加したA代表については「プレースピードなどが今までとは全然違っていて、このレベルでやらないと自分も世界で戦えないと思った。体の使い方だったり判断のスピードだったりもっとやらなければいけないと思った」と思いを述べた。

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