途中出場の三笘薫が2ゴール。勝利の立役者に(写真=JFA)

 日本代表はFIFAワールドカップカタール大会・アジア最終予選で、アウェーでのオーストラリア代表戦に臨み、2-0で勝利。7大会連続のワールドカップ出場を確定させた。

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 雨が降るなか、前半は20分頃からオープンな展開が続く。南野拓実(リバプール/セレッソ大阪U-18出身)が何度もヘディングでバーを叩いたものの、ネットを揺らせず。一方でカウンターからオーストラリアに度々ゴールに迫られ、打ち合いの様相を呈していた。

 後半になり、やや落ち着きを取り戻した日本は相手を押し込みながらサイド攻撃を組み立てていく。

 それでもオーストラリアの守備をなかなか崩しきれないでいたが、待望の時が訪れたのは89分。

 ペナルティエリアに抜け出した山根視来(川崎フロンターレ/ウィザス高=現・第一学院出身)からのパスに、途中出場の三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ)が合わせてゴール左隅へと流し込む。川崎フロンターレU-18出身のMFがついに均衡を破ってみせた。

 すると試合終了間際には、さらに三笘が鋭いドリブルでペナルティエリア内に進入して右足を一閃。勝利を確信させる追加点を決めた。

 そして2-0のまま試合終了の笛が鳴り、見事に11月に開催されるカタール・ワールドカップへの切符を手にした。