三笘は2戦連続弾はならず、試合後は課題を語った(写真=徳原隆元)
日本代表は3月29日、FIFAワールドカップカタール大会・アジア最終予選の最終戦でベトナム代表と対戦し、1-1のドローに終わった。
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前節のオーストラリア戦を2-0で制して本大会への切符を手にしたが、予選トータルで見れば、グループ最下位のベトナムに勝ち切れず、課題も見えた。
オーストラリア戦で値千金の2ゴールを挙げてワールドカップ出場権獲得の立役者となった三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ/川崎U-18出身)は、ベトナム戦で先発出場。前半から積極的に仕掛けてチャンスを演出したが、結局チームを逆転勝利に導くことはできなかった。
「今日は引いた相手に引き出しが少なかったのと、後半はもっと勢いを出さないといけないなと思っています」
またブロックを崩しながらも最後の局面で精度に欠けるシーンも散見された。
「サイドを上手く5枚を張り付けて後ろからビルドアップさせて、最後のところの質が足りなかったので、そこにフォーカスするしかない」さらに三笘はフィニッシュだけでなく、「自分自身すべての部分が足りない」と反省。「そこをレベルアップすることと、最後ゴールにつながるプレーをしないといけないので、そこを求めていきたいと思っています」と先を見据えた。
カタール・ワールドカップの開催は今年11月。メンバー選考のサバイバルはまだ続く。