第12回PUMA CUP U-17 in SAKAIで見事に優勝を果たした京都サンガF.C. U-18
第12回PUMA CUP U-17 in SAKAIの京都サンガF.C. U-18(京都)と立正大淞南(島根)で行われた決勝戦は京都U-18が激闘を制し、見事に優勝を果たした。
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試合後、京都U-18を率いる石田英之監督は「予選と時に立正大淞南さんとは対戦していて僕らが勝つ事が出来たので、『向こうも必死に来るだろうからそれを上回る気持ちで臨もう!』という話はしたんですが、実際にとてもいいゲームになって、このゲームを勝ち取ったことは凄く選手の成長に繋がるんじゃないかと思います」と喜びのコメント。
さらに「色々な特徴を持った対戦相手とやらせていただいて、トライ&エラーをくりかえしながら、初戦も関大北陽さんに負けてこの大会が始まっているんですが、そこから上手くリバウンドメンタリティーで崩れずに一試合一試合成長できたのが良かったかなと思います。イギョラカップから中3日で自信を持ちながら今大会に臨んだんですけど、初戦でそうなってしまったので、"大事にしている事をもう一度貫いていこう!"と再確認しました。
この10日間で12試合だったんですが、そういうタフな経験をさせたいと思って2大会に参加させてもらったので、疲れでトーンダウンしていくのかなと思っていたんですが、むしろ一体感が生まれて。子供たちの内からどんどん出てくるものがチームを向上させていってくれたと思います」とイギョラ杯とPUMA CUPの2大会を過密日程でこなしたことで、選手たちの成長やチームの一体感が生まれたと話した。
京都サンガF.C. U-18石田英之監督
最後に「プリンスで優勝してプレミアに昇格するという事をチームの目標にしています。こういう大会やプリンスを含めて一試合一試合成長してもらって、子供らの一番の目標である個人昇格に繋がるように。トップチームに帯同していてここにいないDF植田悠太という選手がいるんですが、彼に続く選手をどんどん育成していきたいなと思います」と今年の目標についても話した。
12年ぶりにJ1の舞台でアグレッシブなサッカーを体現しているトップチーム。今後も京都サンガがJ1で戦っていくためにもU-18からの底上げはマスト。プリンス関西の舞台で彼らが今年どのような戦いを見せてくれるのか。12連戦をPUMA CUP優勝とイギョラ杯準優勝で終えたチームがいよいよ4月3日に報徳学園とのプリンス関西開幕戦に挑む。
(文・写真=会田健司)
▽第12回PUMA CUP U-17 in SAKAI
第12回PUMA CUP U-17 in SAKAI