4月16日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EASTの第3節1日目が開催され、横浜F・マリノスユース(神奈川)対流通経済大柏(千葉)の一戦が行われた。試合は終了間際の劇的ゴールで流通経済大柏が3-2で横浜F・マリノスユースを下した。

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　この日のゲームで1ゴール1アシストの活躍を見せた流通経済大柏FW堀川大夢は決勝ゴールのシーンについて試合後、「後をちょっと見たらカッシー（DF橿本心）が走っていたのと、相手が滑るのはわかっていたので、下げればいけるかなと思って（パスに）いった。（DF橿本がゴールを決めてくれて）良かった」とコメント。

　2点のリードから追いつかれた時の気持ちを聞かれると「自分たちならできると円陣でも話していたし、最後の1秒まで諦めないということをみんなで話し合った結果が、（今日の）こういう結果につながったのかなと思う」話した。

　1点目のゴールについては「（1点目は）相手が滑ると思ったので、右に切り返したらいけるかなと思った。逆を突くということは意識していてゴール前でいかに冷静になれるかは練習でもよくやっていた。試合で出せて良かった」と振り返り、試合を通しての自分の出来については「自分としては、後半になるにつれて体力だったりがまだまだなので、前半よりも後半にもっと存在感を出せればいいかなと思う」と分析した。

　試合前のミーティングでも榎本雅大監督から「アイツ（堀川）はやれる」と言われていたというが「エノさん（＝榎本監督）から、『相手を自分たちより強いと思わないように』とか『日本一の選手になれ』と言われている。それは自分も常に意識しているし、自分だけじゃなく周りの選手も意識したからこそ、こういう結果につながったのかなと思う」と口にした。

　チームとしては“3冠”という目標を掲げているが、チームについては「個性が強い。個性にあふれているが、みんな仲良くいい雰囲気でやれている。これを継続するのが大事だと思う」と話し、個人的には「もっともっと欲を出さないといけないと思うし、自分が得点王を取ることによってチームも勢い付くと思う。1試合1点を目標にしてやっているのでそれを達成したい。チームとしてはもっとやらないといけないと思うし、自分が先頭に立ってみんなを鼓舞し続けていきたい」と語った。