佐野日大は準決勝でさくら清修を下して関東大会出場を決めた(写真=多田哲平)

 すると43分にDF4緒形一真(2年)のゴールで同点とし、50分には江沢匠映(3年)のヘディング弾で逆転に成功した。そして、そのまま相手の反撃を許さず勝利を収めている。

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 試合後に海老沼監督は「前半を終えて少し緊張が解けたところはあるのかなと。前半はシュートまでいけていなかったですが、後半はそれができるようになった。あとはしっかりつないで、相手を見て崩せた。そこは良かったです」と安どの表情を浮かべた。

 見事に4大会連続の関東大会への出場を決めても、浮つきはない。関東大会の前には、佐野日大との決勝戦がある。指揮官は「まだまだ成長しないと、このままでは厳しい。タフさ、苦しい時にチームワークを持ってやること、すべての面で向上させないと。ここからの成長に期待したいです」と、さらなる選手たちのスケールアップに期待を寄せた。

(文・写真=多田哲平)

▽令和4年度関東高校サッカー大会栃木予選
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