日本文理vs北越

 後半も日本文理ペースで進んだが、北越は同10分過ぎに温存していたエースFWの小林謙心、FW高橋航輝、三浦航生を同時投入。すると試合は徐々に北越が支配する。

 小林のドリブルや展開力、体の強さを生かした高橋のポストプレーを生かしてボール支配率を高め、サイド突破を軸に次々に攻め立てる。防戦一方となった日本文理は耐える時間が続いたが、最後まで集中力を保ち、ゴールを割らせない。

 結局、試合はそのまま終了。日本文理が1-0で北越を下して優勝し、5月25日に開幕する県総体(インターハイ新潟予選)のシード権を獲得した。

 大橋彰ヘッドコーチは「(優勝はしたが)まだまだ。セカンドボールへの反応、球際で戦う所をベースに、もっと連係面の質を上げていきたい。インターハイ予選前に帝京長岡とプリンスリーグ(北信越)で戦うので、選手達と本気で挑みたい」と話した。