日大鶴ヶ丘のDF石塚南琉は東京戦でキャプテンマークを巻いて出場(写真=多田哲平)
日大鶴ヶ丘は令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメント1回戦で東京を3-0で下して、初戦突破を果たした。
T3リーグ(東京3部)所属の相手に対し、地区トップリーグ(5部相当)に所属する日大鶴ヶ丘は我慢強く戦い、3-0の快勝。相手の攻撃をはね返しつつ、少ない決定機をモノにしていったその試合運びは、パーフェクトに近かった。
奮闘した守備陣のひとりであるDF石塚南琉(3年)は、試合前から自信があったと明かす。
「近年はなかなか支部予選を突破して都大会にいけていなくて、自分たちの代から朝練とかいろいろ変えたんです。それで今回、やっとスタートラインに立てた。初戦の相手はT3の格上でしたけど、勝てると思っていました。他のチームとの練習試合でも最近は勝てていたので、いけるかなと」
そうした自信は、日々の積み重ねによって生まれた。石塚をはじめ、日大鶴ヶ丘の選手たちは、自主的に取り組みを変えたのだという。
「昨年も僕らの代が試合に出ていて、今年は勝負の年だと思っていました。なので、みんなで朝練や体幹トレーニングなど色々やっていこうって。最近は身体が強くなってきた実感がありますし、昨年よりは良いところにいけているかなと」
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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選