途中出場の市立尼崎MF川元優大がゴールを決めて近藤照男監督のもとに一直線(写真=会田健司)
5月14日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選4回戦が行われ、市立尼崎は蒼開と対戦し2-0で勝利。
「苦しかったですね。後半相手が1点を取りに来る中で、守りに入ったという訳ではなかったんですが、相手の攻め残りがあったので、そこの部分で攻撃がやりきれなかった時はカウンターをくらって。うちの出足もちょっと遅くなったところもあって。ただ飲水後に交代選手が活性化させてくれて、2点目が大きかったかなと思います」
ゲーム後の近藤照男監督は後半開始からの難しい時間帯が苦しかったと振り返った。
7分にDF西川諒のヘディングシュートで先制した市立尼崎はその後も相手を押し込み、「前半はシンプルにサイドからクロスオーバーして2対1を作れていた」とリードは1点ながらも前半をペースを掴んだまま終えた。しかし後半に入ると相手のロングスローやCKなどでプレーが切れる時間が長くペースを乱された。
「セカンドボールの回収と、攻撃をやり切るところは改善点」と近藤監督も話したように、前半は出来ていたセカンドボールの回収や、攻撃をシュートで終わることが出来ずにカウンターでピンチを招く悪循環に陥った。
それでも「県リーグを通じて強度の高い試合が出来て、練習試合でも大阪のプリンスリーグのチームと試合をやらせてもらって、そこでも強度の見直しが出来ました。今日の試合でも最後の強度が上がった状況でもうちの選手が粘り強く戦えたところはこの春からやってきた成果かなと思います」と、流れの悪い時間帯で新チームがここまで取り組んできた事が活きた。
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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選