川崎フロンターレU-18の高井幸大
5月23日、日本サッカー協会(JFA)は、第48回 Maurice Revello Tournament(モーリスレベロトーナメント)に臨むU-19日本代表メンバーを発表した。同大会は5月29日から6月12日までフランスにて行われる。
大会に出場するのは、日本を含め全12チーム。3組に分かれ、4チーム総当たりのグループリーグのあと、順位決定戦が行われる。
グループCに入った日本は、5月31日の第1戦でアルジェリア、6月3日の第2戦でコロンビア、6月6日の第3戦でコモロと対戦する。
今回招集されたメンバーには国内で活躍する選手の他に、前田ハドー慈英(ブラックバーン・ローヴァーズFC)、髙橋センダゴルタ仁胡(FCバルセロナ)、二田理央(FCヴァッカー・インスブルック)という3人の海外組が名を連ねた。またJユースからは、高井幸大(川崎フロンターレU-18)や福井太智(サガン鳥栖U-18)、熊田直紀(FC東京U-18)が選ばれている。
発表に伴い、冨樫剛一監督が会見。「U-19の選手が(所属チームで)なかなか試合に絡めていないなか、それでも通常のトレーニング、ゲームに関わることが多い選手というなかで、悩みましたが、このメンバーを選びました」と選考基準を語った。
また「日本サッカー協会として、国外にも日本にルーツを持つ選手、『日本を強くしたい』『世界で日本代表として勝っていきたい』という選手をしっかりとスカウティングでき、今回招集することができました。彼らは文化や教育が違うなかで、それでも同じフットボールをやり、そして日本を強くしたいという想いを持つ選手。彼らをひとつのチームにして、非常に強い相手と戦える今大会にまとまってゲームに向かっていく。それが今回の私の仕事であると思います。良いゲームをしていきたいと思います」と前田と高橋の選考意図を語ると同時に、大会に向けて意気込んだ。
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