2次トーナメント2回戦進出を決めた日大豊山イレブン

　攻撃陣と守備陣に関しては「ウチは前からプレスをかけて奪いに行くという中で、前線が暑い中でもしっかりプレッシャーかけるというところと、ディフェンスラインは前半誰がチャレンジに行くのか、誰がカバーに行くのかというところとセカンドボールの部分。全体的に間延びしてしまって、中盤で相手が前を向いて披露というシーンが多かった。ただウチの中盤の3人（MF荒木零大、MF雨森光輝、MF小島大）がしっかり上下運動して、セカンドボールに対しても、拾ったりアタックしてくれるようになった。そこで自分たちがボールを持てる時間が増えて、そのおかげで落ち着いた」と口にした。

　今年のチームの特徴について聞くと「前線の3枚（FW藁谷陸斗、FW野尻朝陽、FW佐久間祐斗）が運動量を見せて前からしっかりプレッシャーに行ったり、スピード感もあるので相手の背後を狙いに行くという攻撃のところ。今まではビルドアップをするというところから、ボールに向かっていくという姿勢というのが出てきて、相手にプレッシャーを与えるような攻撃陣になってきてはいるかなと思う。去年に比べるとディフェンス人がかなり安定して、変な失点は少なくなってきましたし、失点してしまってもゲームを建て直す力だったり、全員で戦う力はあると思う」と評し、今日のゲームで活躍が光った選手を聞くと「中盤の3枚（MF荒木、MF雨森、MF小島）はよく走ってくれていたし、トップの野尻などは毎試合攻撃の起点にも守備の起点にもなってくれているので、そういう意味ではチームを安定させてくれている」と称賛。

　次戦への意気込みを聞くと「次は格上の相手になるので、いい意味でチャレンジして1つでも上に上がりたい。選手たちも私たちも全国を目標に掲げているので、そこに近づいていけるように全員で戦っていきたい」と語った。