伊藤洋輝はA代表デビューを飾った(写真=徳原隆元)
後半に入ると同時に、森保一監督は、CBの吉田麻也(サンプドリア/名古屋グランパスU-18出身)に代えて中山雄太(PECズヴォレ/柏レイソルU-18出身)、アンカーの遠藤航(VfBシュツットガルト/湘南ベルマーレU-18出身)に代えて板倉滉(シャルケ04/川崎フロンターレU-18出身)、浅野に代えて前田大然(セルティック/山梨学院高等学校出身)を投入する。
後半も押し気味でゲームを進めた日本だったが、59分に自陣でパスをカットされると、デルリス・ゴンサレスに中央を突破されて1点を返された。
それでも原口が粘って出したパスを受けた三笘が軽く浮かせたシュートでネットを揺らして、3点目。リードを再び2点に広げた。
その後も、日本は度々パラグアイのゴールを脅かしていく。69分には鎌田がペナルティエリア内で相手に倒されて獲得したPKを堂安が外してしまったものの、鎌田の軽やかな突破から前田がシュートチャンスを作ったり、途中出場の久保建英(RCDマジョルカ/FC東京U-18出身)が積極的に仕掛けたりと、追加点を狙った。
終盤の85分には、敵陣中央で鎌田からパスを受けた田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/川崎フロンターレU-18出身)が鋭いミドルシュートを突き刺して、さらに1点を追加した。
そして試合は4-1で終了。最後まで攻め立てた日本は見事に勝利を収めた。勢いをもってブラジル戦(6月6日/国立競技場)へと臨む。
▽キリンチャレンジカップ2022
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