関大北陽の矢田竜之監督

 J-GREEN堺で開催された令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選準々決勝で大阪産大附を0-0(PK5-4)で下した関大北陽。これで準決勝に進出した関大北陽は3大会ぶり23回目の全国に王手をかけた。(大阪は全国大会に2チーム出場)

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 関大北陽は大阪府2部リーグ所属のため、2次予選1回戦から登場。順調に山本と芥川を下し中央トーナメントに進出すると、プリンスリーグ関西1部の大阪学院大高を1-0で破り、摂津にも1-0勝利。

 準々決勝をPK戦で勝利した関大北陽の矢田竜之監督はゲーム後、「先週までは元々ボランチの福場壮洸がキャプテンマークを巻いてCBをやってチームをまとめていたんですが、ケガで離脱していたキャプテンの大平直哉がピッチに帰ってくることが出来たので、大平がCBに入って福場を一個前に出すことが出来ました。GKの野津照太郎を含め後ろが安定しているのであとは前が決めるだけだったんですが、今日は決められなかったですが5試合目という事で、試合を重ねるごとに安定感も出て来ていると思います」と振り返り、守備の要が戻ってきた事を喜び、相手シュートを1本に抑えた安定した守備に手応えを口にした。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選