三笘薫は1得点・1アシストの活躍(写真=徳原隆元)
しかし、少ないながらもガーナにチャンスを作られるシーンもあった。36分にサイドへの大きな展開から、アンドレ・アユーにシュートを放たれると、44分には、山根のパスが相手に渡ってしまい、最後はジョーダン・アユーに強烈なシュートを撃ち込まれ、同点とされる。
それでも45+1分、左サイドで伊藤からボールを預かった三笘のシュート性のクロスがが直接ゴールに収まる。日本は2-1で試合を折り返した。
後半もどちらかと言えばボールを握った日本だったが、ガーナのフィジカルとスピードに苦しむ場面が増えていく。
64分にはモハメド・クドゥスのドリブルをファウルで止めてしまい、FKを献上。このFKからジョーダン・アユーに際どいシュートを浴びれば、71分には左ウインガーのファタウに持ち運ばれ、ミドルシュートを受けた。
やや嫌な空気が流れ始めたものの、それを払拭したのは、久保だった。73分、左サイドを突破した三笘からのクロスに合わせて左足で冷静にインパクト。このシュートがDFに当たりながらもゴールネットを揺らす。久保にとってA代表17試合目にして初ゴールとなった。
さらに82分には、途中出場の選手が躍動。右サイドを抜け出した伊東純也(KRCヘンク/逗葉出身)からのパスに合わせた前田大然(セルティック/山梨学院高等学校出身)が追加点。前田の代表初ゴールで日本はリードを3点に広げた。
そして4-1で試合は終了し、日本が勝利。この結果、次戦(6月14日)でチュニジア代表と対戦することが決定した。
▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合