2019年6月に18歳5日でA代表デビューを飾った久保にとっては、実に3年越しのゴール。
久保は以下のように代表初ゴールを振り返る。
「いやあ、長かったですね。このまま一生入らないんじゃないかなと思う時もありました。けど三笘選手が良い感じで切り込んでくれて。前半終わった時に鎌田(大地/アイントラハト・フランクフルト/東山出身)選手にもっとペナ内に入っていけとアドバイスもらっていたので、そのとおりに入っていったら、良い感じでこぼれてきて落ち着いて流し込むだけでした」
デビューから長い間ゴールから遠ざかっていただけに、安堵の気持ちが大きい。
「他の選手がどんどん簡単なゴールを決めていくたびに、『ああ、俺がそこにいたら良かったな』とか。僕のシュートが弾かれるたびに、『なんで僕のはブロックされるんだろう』とか。こと代表に関しては、”いつもなら”というところで入らないことが多かったので。でも今はすごく落ち着いていますね」と、苦しんだことを明かした。
それでも「とりあえずもうゼロと言われることはなくなった」。「ここからいっぱい点を取っていたらいい。試合後に何人かの選手がロッカーで何点取ってるかと話をしているのを聞きましたけど、そこを狙っていけたらいいなと思っています」とここからの”ゴール量産”を誓った。
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▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合