チームのゴールに喜ぶ関東一DF矢端虎聖

　選手権でのベスト4で、周囲のハードルが上がっている中、キャプテンとしてどんなことを気をつけているのか。「自分が今年キャプテンをやって、何か掴めたという感覚は実際まだ無くて。でも見られ方は意識している、自分がダメだったらチームもダメになるし、良ければチームはブレないし。そういう部分はどんな状況になっても変えないでやっている」と口にする。

　次戦に勝利すれば全国大会が決まるが、「今日のゲームの相手が国士舘さんと決まった時には“1-0とか2-1で（勝ちを）拾うんだ”という話をしていたが、結果的に今日は4点取れた。インターハイというのは何が起こるかわからないということ。予測ができないからこそ前もって準備をすることが必要だし、次を勝ってこそ冬への積み上げができる。それが選手権というものにつながってくる。“絶対にインターハイに出る”という思いは強いし、絶対に勝ちを拾いたい」と力強く語った。