履正社GKジョンカミィ信バー(写真=会田健司)
「すぐ寝ようと思ってベットに入ったんですけど、落ち着こうとしても試合の興奮を思い出して身体が温かくなってしまって(笑)。寝なきゃいけないのに全然寝れなくて、夜も戦っていたので難しかったです」
前日の興奮を一度沈め、また気持ちを上げながら大阪一を決める決勝の舞台にも立った。
そしてこの試合には名古屋から母が応援に駆け付けてくれた。
試合後には「今日は名古屋からお母さんが来てくれて、スタンドから手を振ってくれました。僕は寮生活なので中々会えないんですけど、この後会えるので本当に楽しみです。今まで試合に出れていなかったので気持ちを伝える場面もなかったんですけど、いい機会だと思うので"ありがとう!"と"やったった!"と伝えたいです」と、戦って優勝を勝ち取った後は再会を待ち切れない子供に戻っていた。
さらに「お父さんはセネガルに帰っているので、昨日はLINEで報告したんですが、今日も勝ったと報告できるので嬉しいです」と遠くの地にいる父にも報告出来ることを喜んだ。
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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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