チュニジア戦では後半途中から起用された三笘薫(写真=徳原隆元)

 日本代表は6月の4試合を2勝2敗で終えた。パラグアイ(4-1)とガーナ(4-1)には勝利したものの、FIFAランキング1位のブラジルには0-1で敗れ、キリンカップの決勝ではチュニジアに0-3と惨敗を喫した。

【フォトギャラリー】日本代表ドリブラー・三笘薫 プレー集

 この4試合すべてで起用された三笘薫(ユニオン・サンジロワーズ/川崎フロンターレU-18出身)は、パラグアイ戦とガーナ戦で1得点ずつを挙げた。

 パラグアイ戦では原口元気(1.FCウニオン・ベルリン/浦和レッドダイヤモンズユース出身)からのパスを受けると、軽く浮かせた技ありシュートでネットを揺らした。ガーナ戦では左サイドからのシュート性のクロスが直接ゴールに収まった。また得点以外でも、持ち前の突破力を活かして再三チャンスを演出した。少なからずアピールしたと言える。

【次のページ】 持ち前のキレキレドリブルでアピールも…三笘薫「序列は変わっていない。結果を出しても…」(2)

▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合