パラグアイ戦とガーナ戦1得点ずつを挙げた(写真=徳原隆元)

 「ブラジル戦、決勝戦(チュニジア戦)はベンチだった。連戦も考慮されていると思いますけど、結果を出してもそういうところに入り込めていない現状があると思います。もっともっと個人として、フルで出た時に存在感を出していかないといけないと自分でも感じています。今日のような相手(チュニジア)に対して結果を出さないと価値はないかなと思います」

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 そんな三笘は、ビハインド時に攻撃の仕方について問われた際に、個人とチームの課題に言及している。

 「そこが難しくて、自分が途中で出た時には仕掛けたいという気持ちを強く持っている。相手が複数人かけていてもそこをいくのか、上手く周りを使いながらチームとして人数をかけていくのか、その判断のところは自分自身の課題ではある。チームとしてもバリエーションが少ないですし、シュートの数自体もあまり打てていない状況。

 ミドルシュートで相手を引き出すところだったり、チームとしての組み立て方を作っていかない、毎試合こういうふうな流れになる。そして自分はいくだけになってカウンターを受けるのは、本大会ではやってはいけない。チームとしてどう攻めていくのかは決まり事ではないですけど、いろんなものを持たないといけない」

 改めて課題が浮き彫りになった6月の4連戦。ここから三笘はワールドカップのメンバー入りへ向けてどんな成長を遂げるのか。

▽2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合
2022年 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際試合