決勝ゴールについては「いつも自分はFKとかけっこう蹴るんですけれども、いつも“GKが嫌なボール”というのを意識していて、直接でも味方が触ってもゴールになりそうなボールを蹴りました。今日は直接入って良かったですし、前半から自分たちが先手を取れてうれしかったです」と振り返った。

　もう少し点が取れるような場面もあったが「自分も含めて攻撃陣は結構チャンスがあった中で、普段練習している形なども出せていたのでもっと決めたかったですけど、総体までにまだ時間はあるのでもっと練習をして、しっかり決められるチームになりたいです」と課題を修正し、さらなるレベルアップを目指す。

　2大会連続の出場を決めたインターハイについての意気込みを聞くと「去年は1回戦の米子北戦にスタメンで出ていたんですけれども、ラストプレーで同点に追い付かれPK戦で負けて本当に悔しい思いをしたので。去年で全国の厳しさというのを充分知ることができたので、今年は絶対に勝ちたいです。自分たちの代は全国制覇をできる力があると思うので、いろいろな強豪を倒して決勝まで行き、優勝して“帝京復活”を轟かせたいです」と力強くを語った。