ゴールを決めたFW徳田誉とハイタッチを交わす梅津

　自身の勝ち越しゴールについては「リスタートからのこぼれ球だったと思うんですけれども、相手も人数を前にかけていた分、“いけるな”と思っていました。（ボールを運んだ）FW佐藤雄を信じてゴール前に走り込んだらボールが来たんですけど、コースが見えていたので“あそこに打てば入るな”と思って打ちました。試合前にも（FW佐藤雄とは）話し合っていたので、アイツのお陰のゴールでもあるかなと思います」とFW佐藤を称賛しつつ振り返った。

　リーグ戦は9試合を終えて暫定ながら3位と上位につける。「序盤は引き分けも多くてなかなか勝てない試合もありました。でもポジティブに考えると勝ち越されても追い付けるチームだと捉えていますし、後半戦は引き分けで終わらず勝ち越せるチームになって、勝点をできるだけ上乗せして上位チームとの差も詰めていきたいと思います」と上を向く。

　間もなくクラブユース選手権も開幕。意気込みを聞くと「自分自身、昨年、一昨年と出場させてもらっているので、キツさは分かっています。ただあの暑さの中でもタフに戦わなければいけないと思いますし、実際に戦えるチームだと思うので、チーム全員でしっかり戦って優勝して、リーグ後半戦につなげていきたいと思います」と力強く語った。