試合開始直後の2分に履正社がFW古田和之介のゴールで幸先よく先制。明桜も11分にFW臼田成那が同点ゴールを決めて追いつくと、サイド攻撃からチャンスを作り履正社ゴールに襲いかかる。しかしゴールネットを2度揺らしたもののファウルとオフサイドの判定どちらのゴールも取り消しに。すると何とか前半を1-1で折り返した履正社は、後半に入ると直後の36分に右サイドからのクロスからチャンスを作り、最後はこぼれを拾った古田がゴール左に決め切り勝ち越し。その後も高いDFラインの裏を効果的に狙った履正社は後半のアディショナルタイムにもMF川端元のシュートがブロックに当たりながら相手GKのファンブルを誘い追加点。難しい初戦となった履正社だが、終わってみれば3-1で明桜を下し、神村学園の待つ2回戦に進出を決めた。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)