鹿島学園の鈴木雅人監督はゲーム後、「試合の入りがあまり良くなくて、開始10分ぐらいで2点を取られてしまって、毎回毎回そういう試合を沢山しているので。プリンス関東では90分の中で入りの部分もなんとか改善出来てきているんですが、トーナメントになると予選でも入りの部分が悪かった。やっぱり一発勝負では入りのところを煮詰めていきたいですね」と、立ち上がりの失点でゲームを難しくさせてしまったと悔やんだ。

 先制点に関しては「"また失点してしまった"というのと、そこから立ち上がろうと思ったときにさらに失点してしまったのでゲームが崩れてしまった。時間が35分しかないのでゆっくり理想通りには出来なくて、無理やりにでも行かないといけなくなって、こちらが前掛かりになったところで相手の2トップも決定力があったので確実に決められてしまった。やっぱりいい選手だと思いますね」と、点を取りに行ったところで逆にやられてしまったと振り返り、チャンスをしっかりものにした相手FW陣の決定力を称えた。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)