明桜の原美彦監督はゲーム後、「前半は完璧でした。狙い通り、分析した通りにやれたんですけど、仕留めるところで仕留めてればというゲームでした。立ち上がりは初めての全国大会で浮足立っていたのは仕方がないですが、その後1点取って追いついて、決定機がある中で取り切れなかったのが敗戦につながったかなと思います」と振り返った。

 立ち上がりに失点をしたものの、その後は相手を上回るチャンスを作った明桜。その中で逆転までもっていくことが出来なかったことに指揮官は悔しさを口にした。「サイドを起点を作りながら、そこで崩していくという狙いでやっていました。20番(履正社の長身DF平井佑亮)のところは外したかったので。自分たちの今持っている個人の能力の差を感じた中で導いた答えでした。ゲームを作る時間帯もあったけど、もっとプレースピードを上げれていればというところですね」

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)