岡山学芸館のキャプテンを務めるDF井上斗嵩(写真=多田哲平)
岡山学芸館(岡山)は令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の3回戦で中京大中京(愛知)に5-0で快勝し、ベスト8進出を決めた。
キャプテンでCBのDF井上斗嵩(3年)は、攻守に盤石ぶりを示した試合を以下のように振り返る。
「前半の入りから自分たちのペースでボールを握れていて、でも最後のところで決めきれない状況が続いたんですけど、スーパーゴールで先制して前半を終えることができて良かった。後半は無失点にこだわってやっていて、そこから追加点をどんどん取れた。FW陣が活躍してくれると思ったし、守備陣もよく粘ってくれました」
とりわけ印象的だったのは迫力のある崩し。35+2分に右サイドを崩してMF木村匡吾(3年)が豪快なミドルシュートを決めると、50分には右サイドを突破したMF岡本温叶(3年)のクロスからMF7田口裕真(2年)が2点目をゲット。57分には相手の背後を突いたFW今井拓人(3年)が3点目。さらに61分にはゴール前をショートパスで崩して、最後はこぼれ球をMF山田蒼(3年)が頭で押し込んだ。67分の今井の追加点は、GK平塚仁(2年)の超高精度フィードから生まれている。
井上も「強力でスピードのある9番(今井)がいます。前の推進力があり、そこは自分たちの武器だと思っているので、そこを活かせたので良かったです」と手応え。
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令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)