前橋育英のゴールマウスを守るGK雨野颯真(写真=会田健司)
前橋育英(群馬)は 令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)で見事に優勝を果たした。
【フォトギャラリー1】帝京 vs 前橋育英
【フォトギャラリー2】帝京 vs 前橋育英
大会を通じて5試合で1失点と堅守を誇ったチームにあって、大きな存在感を放ったのが、2年生GK雨野颯真だった。
帝京との決勝では、31分と35+5分に相手の強烈なカウンターを立て続けに阻止。チームが押し込みながらも点が取れない状況とあって、流れを相手に渡さなかった点で大きな働きだった。
「この大会を無失点で行こうと意気込んでいた」という雨野は、矢板中央との準々決勝で1失点を喫するが、「そこからは切り替えてもう一度失点しないように」と準決勝の米子北戦、決勝の帝京戦でクリーンシートを達成。「自分は1個下なので、3年生のためにもという想いでプレーした」という。
決勝までの道のりで、雨野は自信を深めていた。
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令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)